今と昔、どちらの方が夏は暑い?1970年代から2010年代までの最高気温と最低気温から出てきた結果は!

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疑問

夏になると熱中症が話題になりますが実際昔は今よりも

暑くなかったのでしょうか?

 

熱中症で病院に運ばれるニュースはここ最近増えてきていますが

実際に現代は昔と比べて暑くなっているのでしょうか?

気象庁のデータベースからデータを抽出して調べました。

 

調査項目

調査範囲:1970年から2016年の8月

地点:東京(東京都全地点の一つ)

調査データ:最高気温、最低気温

抽出:調査データの35度以上、30度以上、25度以上、25度未満を

   各年代ごとの平均

 

 

結果

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最高気温について

70年代も2010年代も最高気温が35度を超える日はありましたが

70年代は1.3日、80年代にいたっては0.3日に対して

2010年代は4.4日です。単純計算して70年代の3倍以上、

80年代の10倍以上に増えています。

 

35度以上が月に一回あるかないかに比べ月に4日以上あるということから

今の方が夏は暑いのでしょう。

 

最低気温について

さすがにどの年代も最低気温が35度を超える日はありませんでした。

 

最低気温が25度を超える日数は

70年代は10.8日、80年代は12.6日に対して2010年代は19.1日

と今は70年代に比べて2倍前後最低気温が25度以上の日があります。

 

熱帯夜の基準が夕方から翌朝までの気温が25度以上であるため

今は月に20日以上熱帯夜があるということになります。

 

最低気温が25度未満は70年代は20.2日、80年代は18.4日に対して

2010年代は11.9日です。

涼しい日が減少していることは確かのようです。

 

まとめ

 2010年代は70年代に比べて東京の熱帯夜の日数は2倍、猛暑日は3倍以上

に増加しています。

 

地点一カ所での調査結果なので、日本列島全体での結果は

どうかまでは分かりませんが東京は暑くなっているのは確かのようです。

 

よってエアコンは必須なので我慢しないでつけましょう!

 

おしまい