LGBTとは何か?~基本的なことと自然界における事象を調べてみた

こんにちは、雑記ラビリンスです。

 

ここ最近、LGBT関連のニュースが出てきていろいろと話題になってます。

例えば、有名人がそのことをカミングアウトしたり、

政治家の発言が物議を醸したりします。

 

jobrainbow.net

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LGBTとは?

まずLGBTとは何ぞや?ということで改めて基本を押さえておきます。

L(Lesbian)

レズビアン、女性同性愛者

G(Gay)

ゲイ、男性同性愛者

B(Bisexual)

バイセクシャル両性愛

T(Transgender)

出生時に判定された性と自分が認識している性の不一致

 

この4つの頭文字をとり、性的マイノリティの一部を総称しております。

性的マイノリティはLGBT以外にも存在しますが、ここでは割愛します。

また異性愛者のことをストレートと呼びます。

 

そして日本におけるLGBTの割合は8.9%という調査結果が

電通ダイバーシティ・ラボの「LGBT調査2018結果報告」から

発表されました。

 

そこでふと疑問が浮かんできました。

同性愛は人間だけなのか?

疑問

人間以外にも同性愛や両性愛は存在するのか?

男と女がいるのは別に人間だけではありません。

イヌ、ネコ、カラスなど多くの生物にはオスとメスが存在します。

なので人間以外にも同性愛や両性愛は存在するのか調べてみました。

 

調べた結果

調べてみた結果、同性愛や両性愛を行う動物は人間限定だけではなくて

多くの動物で認められていました。

 

1999年のブルース・ベージミル (Bruce Bagemihl)の研究によると

約1500種類の動物で同性愛的行動が観察され、このうち500種については

十分な典拠があげられているとのことです。

いくつかを紹介いたします。

 

・ペンギン

ペンギンの同性愛は動物園でよく見られており、ゲイのペンギンカップルが

子育てをしたり、オス同士のカップルの片方にあるメスが好きになって

少し複雑な三角関係になったりするとのことです。

ペンギン界は結構大変みたいです。

nlab.itmedia.co.jp

コアホウドリ

メス同士でペアを作ることが知られています。

調査によると2004年から2007年までオアフ島コアホウドリの125ペアのうち

39ペアがメス同士という報告が上がっています。

Young LC, Zaun BJ, VanderWerf EA (2008) Successful same-sex pairing in Laysan albatross. Biology Letters

 

終わりに

自然界には同性愛は一定の割合で存在するのが事実であり、

それが自然の摂理なのかもしれません。

一緒に生活するうえでは性別よりも相性のほうが重要なのかもしれないですね。

 

おしまい