ひな型ファイルを大量にコピーしたいときはバッチファイルが便利!!

こんにちは、雑記ラビリンスです。

 

ひな型となるファイルをコピーして書類を作ることがあるかと思います。

作る書類が一つや二つならCtrl+cとCtrl+vを使ってコピーしたファイルの

ファイル名を変えればいいだけで、それほど面倒ではないかと思います。

 

ただこれがもし、100も200もあったら結構大変ですよね。

 

そんなわけで今回は、ウィンドウズのコマンドプロンプトを使った

ファイルの大量コピーを方法を紹介します。

 

例として、ひな型のファイルを「テンプレート_XXXX.xlsx」

があったとします。XXXXのところを対象によって変更させ

コピーファイルを作っていきます。

 

まず、XXXXの内容のリストをこんな感じで用意します。

f:id:kirakira_rin:20181201155605j:plain

とりあえず「namelist.txt」とします。

 

続いてファイルのコピーを実行するバッチファイルを作成していきます。

ファイル名を「test.bat」としておきます。

ウィンドウズのコマンドプロンプトでコピーコマンドは「copy」を使っていきます。

コピーの繰り返し処理としては「for」コマンドを使っていきます。

 

実際のコマンドは下の様になります。

test.bat

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

for /f %%i in (namelist.txt) do (
copy C:\Users\ZZZZ\テンプレート_XXXX.xlsx C:\Users\ZZZZ\テンプレート_%%i.xlsx
)

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

forコマンドの使い方は

for [オプション名] %%[アルファベット1文字] in ([ファイル名]) do ([処理内容])

で表します。

 

他にも表記はありますがとりあえず割愛します。

 

「namelist.txt」ファイルの内容を1行づつ読み込むには

forコマンドのオプションである「/f」を使います。

 

今回の処理内容はファイルのコピーですので処理内容のところに

copyコマンドを使っていきます。

 

copyコマンドはcopy コピー元 コピー先

で使います。

「テンプレート_XXXX.xlsx」のXXXXの部分は変数%%iで出力できます。

最後に作成した「test.bat」をプロンプトの黒い画面に打ち込んでEnterキーを押すと

ひな型からのコピーファイルが作成できます。

f:id:kirakira_rin:20181201163727j:plain

 

おしまい